top of page

無機塗料の選定ちゃんとしてる?

更新日:8月19日

耐久性・長寿命がウリの「無機系塗料」、でも本当にそれだけで選んでいいの?

近年、「無機塗料」という言葉をよく耳にするようになりました。メーカーの広告や営業トークでも頻繁に登場し、高耐久・長寿命のイメージが強く植え付けられています。しかし、実際の品質や適性は“無機成分の割合”だけで判断できるものではありません。



無機塗料=“完全無機”ではない

実際のところ、完全に無機成分だけで作られた塗料はほとんど存在しません。無機物だけでは柔軟性や密着性を確保するのが難しいため、ほとんどの製品は**有機樹脂に無機成分を加えた「無機系樹脂」**がベースです。

代表的なのは、アクリル・シリコン・フッ素などの樹脂に、セラミックやシリカといった無機成分を組み合わせたハイブリッド構造。これによって「無機の耐候性」と「有機の柔軟性・密着性」を両立しています。



“多ければ良い”は誤解のもと

「無機成分含有量最大配合=耐候年数アップ」といった広告もありますが、無機成分が多すぎると塗膜が硬くなり、地震や雨が多い日本の気候では逆に割れやすくなったり、雨にあたることで白くなってしまうこともあります。

重要なのは、無機と有機のバランス。無機成分の配合量だけに注目するのではなく、製品の設計思想や適用環境、施工方法まで含めて総合的に判断することが求められます。



コアテルデザインのこだわり

私たちコアテルデザインでは、採用する無機系塗料について、どの樹脂をベースにしているのか、どんな無機成分を組み合わせているのかを必ず確認しています。

例えば、大日本塗料の EXTRAアクア無機 や EXTRAスマイル無機 は、CMでもお馴染みのAGCが開発したフッ素樹脂 ルミフロン を用いた無機系フッソ樹脂塗料です。ここまで樹脂名を明記している製品だからこそ、私たちは信頼して採用しています。

単に「無機塗料」というラベルではなく、成分の透明性と信頼性を重視し、お客様に長く安心して使っていただける塗料だけを使用しています。



“エキスパート”の連携が品質をつくる

最近ではメーカーが直接施工店とやり取りするケースが増え、「材料販売店=中抜き業者」といった見方も広がっています。しかし私たちは、材料販売店こそが多様な塗料の中から最適な一品を選び出す重要なパートナーだと考えています。

施工側は現場とお客様を熟知し、販売店は幅広い材料知識と最新情報を提供する——まさに「餅は餅屋」。この連携があってこそ、私たちは胸を張って“なぜその塗料を選んだのか”をお伝えできるのです。



詳しくは、当社パートナーの松下塗料店公式ブログでもご紹介しています。ぜひご覧ください。

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page